施設長の日記

団子さし 豊作と繁栄を願って

2005年1月11日(火)


 いいたてホームで、団子さしを皆さんと一緒に楽しくやりました。それぞれの思いをこめて一生懸命団子をさしました。

 この団子さしのいわれについては、「豊作祈願」「一家繁栄」「豊かな生活」の願いがこめられているそうです。
また宗教的には、「弥勒(みろく)」という仏の世になると、道端の草木もこのように豊かにみのり、生活が楽になるというので、早くそのような世の来ることを、年始の願いとしたのが、この団子さしだとも伝えられています。もち米のくだけ米を、お餅にして食べてもあまりおいしくないために、だんごにして団子さしで飾り、はずしただんごを昔はいろりのホドの火(オキ)を火箸でかきあげ、そこにだんごを並べて焼けるのを待って食べました。表面はこんがりと香ばしく、中はやわらかく子供はおやつなどに喜んで食べました。今は、油で揚げて砂糖をまぶして食べたりもします。あまくておいしいと、今の子供たちも喜んで食べます。

 今は食べ物の豊かな時代です。でも昔は、農家の方が一生懸命つくられたお米を、たとえくだけたお米でも捨てることなくほんとうに大切に食べてきたことがわかります。昔の人々の知恵やその心を大切にして、これらの行事が色褪せることなく次の世代に受け継がれ伝えられたら素晴らしいと思います。

参考資料 山形大学工学部 応用生命システム工学科 応用生命工学講座 工藤研究室のホームページより

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